風にあわせて揺れる肢体が
ふいに 止まる
鮮やかな色彩に宿る情熱と
楚々とした形に宿る艶やかさ
風の詩にあわせて歌い 地の恵みに身を預けて踊る
誰になびくことなく ただ微笑み ただ首を揺らす
咲く場所は選ばない
それが 花