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とうとうムジカノーヴァの表紙絵もこれで最後になりました。12月号はシベリウスの「樅の木」を選びました。なんでも北欧では樅の木は「永遠の命」の象徴だそうです。樅の木は、魂が行き交い、生と死の交差するところとして捉えられているのが理由のようです。奇しくもムジカノーヴァのお仕事を始めた1月号の表紙は「永遠の花」を意味するアマランタイン。「永遠」から始まり「永遠」で終わるというなんと運命的なものとなったか感慨深いです。
とうとうムジカノーヴァの表紙絵もこれで最後になりました。12月号はシベリウスの「樅の木」を選びました。なんでも北欧では樅の木は「永遠の命」の象徴だそうです。樅の木は、魂が行き交い、生と死の交差するところとして捉えられているのが理由のようです。奇しくもムジカノーヴァのお仕事を始めた1月号の表紙は「永遠の花」を意味するアマランタイン。「永遠」から始まり「永遠」で終わるというなんと運命的なものとなったか感慨深いです。
本日ムジカノーヴァ10月号が発売されました。今回のイメージはグラナドスのアンダルーサというスペイン舞曲集(全12曲) の中の一つ。最も有名な曲だそうです。実はこの曲、もともと8月のイメージ曲としてあげられていたのですが、どうにもイメージが湧かず、制作できなかったのです。ところが8月号の表紙絵を制作中にフッとイメージが湧き上がり、同時進行でスケッチを始めたのです。普段使いづらかった色を取り込み、イメージをより明確化するために有名な舞踏家サラ・バラスの映像を何度も見ました。「努力しない者には我慢できないの」という言葉が突き刺さりました。彼女のイメージがどこかまで表現できてるかは大いに疑問ですが、できる限りの努力をしました。
このたび浜松文化振興財団 浜松アーツ&クリエイションの季刊誌の表紙絵を担当させていただきました。今回の表紙のテーマは「進歩」。私にしては珍しく和テイスト。浜松アーツ&クリエイションのWEBサイトの方には今回のイメージについてのコンセプト等紹介もされていますので、どうぞご笑覧ください。
https://www.hamamatsu-artscreation.jp/blog/blog-1046/